0.はじめに
2023年度のDMPランキングを後期4ヶ月間を走り続けましたが、全国大会に出場することは叶いませんでした。
まずはこの一年間、調整してくれた方々、応援してくれた方々に多大なる感謝を。ありがとうございました。
以前書いたように備忘録を書き記しておきます。
来年度以降走るプレイヤーの糧になったら幸いです。
前回は例はこちら
1.ランキングを走った経緯
全国大会で優勝したい。
僕がデュエル・マスターズに取り組む現時点での一番大きいモチベーションはこれです。
なので走りたいという気持ちは常にあり、前期ランキングで知り合いが権利を獲得しているのを見たことでモチベーションは刺激され続けていました。
そんな中上がったのがこの記事。
この記事に対する是非の言及は控えますが、この記事の反響を見て一つの確信がよぎりました。
「これ、多分来年から制度変わるな」
インフルエンサーが言ったから。ではなく、現在抱えている問題点が露見したことがあまりに大きく、24年度から制度の見直しが行われることは容易に想像がつきます(次も変わらなかったらあんまりだと思う)。
というわけで最も再現性の高い今のうちに走ろう。と考えたのが今回のランキングです。
2.失敗
結果は最終争いにも絡めず終了。
参加回数168回。獲得ポイント19100。Ave113.69でした。正直低すぎます。
以下反省点。
2-1.シンプルに下手
要因は色々考えられますが、結局はこれに行き着くと思います。これ以降はぶっちゃけここの細分化が多い。
今回のランキングは魔覇革命環境が大半を締めており、この環境で強かった主要な2デッキ、【アナカラージャオウガ】と【青黒ヴォゲンム】の2つの練度が求められていたと考えています。
そのどちらもがあまり得意ではなく、プレイが安定しないまま最後まで引きずってしまいました。
2-1-1.メモリの無駄遣い♥
この「プレイが安定しない」という部分について深掘りなのですが、明らかに良くなかったと感じているのが、【アナカラージャオウガ】と【青黒ヴォゲンム】のどちらも捨てなかったところにあると思います。
明らかな一強デッキはない状態だったのでデッキは使い分けていくのが正着だと思っていたのですが、主軸をどちらかに固めるべきでした。
どちらも勝ちきらないままフラフラしたせいでどちらも固まらず、その結果他のデッキに対して割り振るリソースも割けないという状態でした。
2-1-2.ゲーム観の考え
元々自分が得意としていたゲーム観は山上や盾の期待値を考え、高い選択肢を踏んでキルターンを縮めることを目標に設定していました。
しかし、これができるのは基本的に一強になるデッキやギミック単位の整備が必要であり、負けない状態を目指す方が今年のカードプールに合っていたと思います。
23年のデュエル・マスターズはツインパクトシーズンと、メタカードの強化により、選択肢が非常に多くなりました。
これによりメインフェイズやシールドを問わず受けが非常に固くなり、キルターンを詰めること以上に相手のキルターンを伸ばすデッキやプレイの思考を伸ばしたほうが総合的に勝率が伸びたのではないかと感じています。
2-1-3.調整環境
仕事→CSの毎日を繰り返していると、およそ自宅に帰ってからは入浴食事睡眠くらいしか時間がありませんでした。
また、9月は体調が破壊されギリギリまで寝込むことに。この結果【アナカラージャオウガ】を触るのがかなり遅くなりました。
基本の練習は移動時間のvaultと会場でのフリーが中心に。
前期作った調整サーバーは意見の書き出しや吸収が主になり、足りない部分を一人回しで補完しているような形でした。
しかしこれは択が広がらず、構築数枚の差よりメインのプレイングを伸ばすべきときだったので結果としては裏目に。
のすけから「前話した択検討がズレた部分が気になった。その択が正解かどうかではなく、そういった議論を近いモチベーションでできる環境が後期のあーくんにはなかったように見える」と指摘もされました。
ここは明確にやりようがあった部分だなと感じています。
2-2.周りとの比較
出場回数の点で自分が少なかった。とは微塵も思いません。確か平均くらい。
走る前はこれで問題ないと思っていたため、平均値デッキでアベレージを稼ぐだけで問題ないと考えていたのですが、状況が違ったため、そもそもの戦略から練り直したほうが良かったのではないかと考えています。ここに関しては見積もりが甘かったというところが反省点なので、具体的な改善案はなんとも。
2-3.勝ち方
自分が優勝した4回は全て違うデッキをメタゲームに合わせて持ち込んだ回でした。これだけならその場その場でデッキを変えるのが正着に思うのですが、問題はその後。
同じようなデッキを使っても結果がついてこないことが多く、構築勝ちの賞味期限を感じることが多かったです。
特に対面の理解度が日々上がってくるというのを自分の認識に合わせるのが難しく、自分の出せる練度の出力とメタ読みが全く噛み合わないことが多かったように感じます。
2-4.メンタル管理
全てが終わっていました。
11月あたりが最下層で、自分の取る択に自信が持てず、自信が持てないため勝てない。勝てないため自信がつくこともなく……という負のスパイラル。
デュエル・マスターズができないのは嫌ですが、デュエル・マスターズをすることは非常に怖いみたいな板挟みにあっていました。
前回は大口がいいように作用しましたが、今回は自分の状況が良くならないことの焦燥感のほうが大きかったです。
途中からは自分の弱さを勘定に入れ、全国は目指すがランキングではなく昨日より良いプレイができるように。プレイヤーとしての成長の方に主眼を置くことで感情の安定を図るようにしていました。
3.逆に良かったこと
3-1.体調管理
10月の一週目に体が悲鳴を上げました。そもそも体が非常に弱く、そのまま続けていたら途中で倒れてリタイアしていたと思います。
それを遠征していたカナタに話したところ、「夜リマインドするから毎日走れ。ちゃんと寝ろ」とお叱りを受けました。
結果、1km走れなかったところから2kmまでジョギングが可能になり、ランキング期間中は体調を崩すことはほとんどありませんでした。
今までは睡眠時間を削って調整をしていたため、その分削れた練習時間の穴埋めができなかったのですが、今後継続していくことを考えると、睡眠時間と運動時間の確保は必須だと感じています。
3-2.得手不得手
途中で全てのデッキを使うことをやめ、ほとんどを【赤青マジック】と【赤緑アポロ】に絞ることにしました。
全てのデッキを練習で使えるようにし、全ての択を正しく踏む。は理想の姿であり、目指す姿に変わりはありません。
その中で、自分のできることを受け入れデッキ選択に反映させていくという身の丈にあった選択を取ることは間違いではないと走りながらに感じました。
これは毎日大会があるため、より顕著に響く部分だと感じました。
3-3.CSレポート
思考の整理に役立ちました。特にストレスの発散になったのはかなり大きく、プレイミスなども記載できたのは大きかったです。
また途中、リルクやマイケルといったグループ外の古くからの知り合いに忌憚のない意見をもらうことができ、軌道修正になった日もありました。
これは今後も大会に出るたびに継続していこうと思います。
4.経費
参加費合計243,000円
交通費合計289,430円
合計532,430円
他地方への遠征は4回。スリーブはWiNGから提供。
西東京方面在住ですので、今後走る方は参考にしてください。
5.終わりに
ここまで読んでいただきありがとうございました。
また、ランキング期間中に応援していただいた方々も改めてありがとうございました。そして、結果で示すことができず申し訳ございませんでした。
今後もデュエル・マスターズ自体は競技的に取り組んでいきます。目標や取り組み方については都度設定していこうと考えていますのでよろしくお願いします。