晴れた日は畑を耕して

縮めて「れたはを」。カードゲームとか読んだものとかの感想とか

【SV】RAGE Shadowverse 2020 autumnに参加しました

0.はじめに

 夏も出たし消化不良感があるので、当然のように秋のRAGEも出ましたという話。

 読むのが面倒くさい人向けに結論から書きますと、普通に負けました。

 前回はこちら。

suiyotao.hatenablog.com

 

目次

 

 

1.大会に出るまで

 前回が立ち位置の認識だとしたら、今回は明確に課題を持って挑もうとしていました。一つはデッキの選択に自分の身の丈を入れること。もう一つはデッキではなく構成を意識することでした。

 この考えは、前回のRAGEが終了した後、ratingsでAFネメシスの勝率が高かったことに起因します。

 勝率が高いのであれば良いと思うかもしれませんが、問題は相方です。何を使っても、安心して勝てるデッキが見つからなく、結果としてBO3単位での勝率は伸び悩んでいました。そのため、一つデッキを決めて、それに合わせたBO3の構成にしようと考えていました。

 また、今回のRAGEはナーフの適用から五日後ということもあり環境の回りが非常に早かったです。そのため、適宜全てのデッキを触り、ある程度のレベルまでは上げきっておくべきだと感じました。

 余談ですが、ナーフのタイミングはともかく、オンライン大会が主流になると会場を取る必要がないので、今後はこのように早い日程の大会が組まれやすくなると考えています。

 今回一番悩んだのは、自分の中でデッキパワーが高いデッキを選ぶことを優先したい考えと、BO3の用の構成が噛み合わない時にどちらを選ぶか、という部分です。

 これは「優れたデッキ選択は優れたプレイに勝る」という思考が僕の根底にあるからです。

 結果としてどちらが勝ったかはわかりませんが、最後まで悩み、前回とは違う選択を取りました。

 

2.調整

 【魔導具専門店】が非常に魅力的に映り、しばらくは【専門店】を中心に構築、練習をしていました。【専門店】を中心に添えるなら、自分より遅いデッキを倒すorデッキパワーの高さで全対面の取りこぼしを少なくするべきと考えました。真っ先に浮かんだのは【葬送Nc】との組み合わせです。

 前回とは違い、有力な記事が多くない状態でしたので、デッキは回した感覚を頼りにすることに。今回は調整相手が【コントロールV】や【秘術W】を使用しており、そこで強さを認識できたのがラッキーでした。

 また、前日までのJCGなどの結果、【専門店】が下火、環境の中心は【葬送】であることなど考えると、そもそも【専門店】を持ち込むのは間違いではないかということに。そうなってくると、【専門店】に勝てる【葬送】も優先度が下がると考え、結果木曜日に【コントロールV】を触り始めました。

 メタゲームの中心が【専門店】→対【専門店】

 最終的な候補は【専門店】+なにかと【コントロールV】+なにかの組み合わせです。

 デッキパワーや練度を鑑みると前者が良いように見えますが、BO3単位で見ると【専門店】と【葬送】の見ている方向が合わず、【コントロールV】と合わせるのも出来なかったため、【コントロールV】を使える後者に据えることに。

 

3.使用デッキ

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サムネイル用の画像。SOS団の団長ではない。

 

3-1.秘術W

・諸事情ありリストはないです。

・環境初期は触っていたのですが、【専門店】に注力したため低練度でした。デッキ自体がかなり練度を要するデッキのため、アーキタイプ選択が合っていたとしても僕が使うのは間違いだったのかな、と思います。

・かと言って【専門店】だったのか、と言われるとそれもどうなのかという話。

 

3-2.コントロールV

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・二日前に候補に上がり、前日に詰め込んだデッキです。立ち位置とデッキパワーの高さが魅力。一日ratingsで回し、対応メインのプレイとバーンの感覚を覚えるデッキという認識である程度勝てたためそのまま使用。

・相手の行動に対してカウンターを構える動きがメインなので、他のデッキ(主に【葬送】)を使っていたことがプラスに働きました。 

 

4.触ったが使わなかったデッキと理由

 

4-1.異形E

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・大正義6t20疾走デッキ。【専門店】に対して無類の強さを誇る他、【葬送】のような守護の少ないデッキにも強く出ることが出来ます。

・異形を引かない時の感触が悪すぎて没。

 

4-2.魔道具専門店W

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・デッキパワー最強。正しくはプレイ係数が他と比べて低いところが魅力。

・自分の中でこれを越えるデッキは見当たらず、他のデッキよりプレイも出来る自信がありました。しかし、横に添えるデッキが見つからず、矛盾が起こることが頭を悩ませ、今回は使いませんでした。

・他のデッキの練度を考えるとそういった細かいことを考えず使用したほうが良かった?

 

4-3.ディスカードD

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・《ラブソング・シンガー》を強く使えることが強みの一つ考えていますが、そもそも《ラブソング・シンガー》が弱いためその部分で破綻。

・最速《プレシオ》着地や、面処理の性能も高いのですが、VやNcと打ち合った時に安定して勝てると思えなかったため見送りました。

 

4-4.葬送Nc

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・二日前まで本命の候補でしたが、事故率の高さと、コントロールチックのデッキが増えることを考えるとメタ的に不利かと考え見送り。

・攻める筋が太く、メタを張っても貫通されることがあるデッキですが、どうにも事故が気になるデッキだったこともあり途中から優先度が落ちていました。

・実際このクラスを使用していた調整相手はしっかり勝っていたので、低く見積もりすぎたのは良くなかったのかと思います。

 

4-5.冥府Nc

・こちらもリストなし。

・【葬送】の安定度が気になり、《ミルティオ》を使える第二の選択肢。環境が遅めになるならしっかりメタに合うこともありかなり有力な候補でした。

・しかし対Vのバーンムーブや、【葬送】のいなし方を覚えきれず断念。木曜夜に候補に上がったレベルなので、Vと練習時間がかち合ったのも良くなかったです。

・土を使わなかったらこっちでしたが、今季はWの基盤カードを信じ切っていたため見送り。

 

5.試合結果

R1:RNc V-Nc V-R W-R ✗○○

R2:WV V-W W-V ✗✗

R3:WNc V-W V-Nc W-Nc ✗○✗

 W1-2のV2-2でマッチ1-2。R2のWがVに抜かれたのが悲しみ。

 

6.反省

6-1.デッキ選択

・前回はデッキパワーで上から2つ選びましたが、今回はBO3を意識して選べたかな、と思います。 

・前述の通り、今回はVをデッキ選択の中心に据えました。前日に間に合うのか?という懸念はありましたが、「優れたデッキ選択は優れたプレイに勝る」の信念に合っていましたし、しっかり選べて良かったです。

・反面相方は何が正解だったか未だにわかっていません。【秘術W】を選んだことは対応力と一貫性がを魅力に映ったのですが、実際デッキを正しく選べていても、結局は比重の話なので使えない部分が多いと転んでしまう感じでした。前回の【機械自然B】と同じものを感じます。大人しく【葬送】を使うべきだったかとも考えています。

 

6-2.構築

・Vは《抵抗》の3枚目と、《ルシウス》がわからず。無理やり《ゼルガネイア》を起動させれるように自傷できるカードを積むほうが良かったのかもしれません。

・Wは普段使っていたものよりは良かったですが、扱いが難しいので簡略化したリストのほうが良かったのかと思っています。

 

6-3.プレイング

・R2、V戦4tで凶獣を放置したため顔が持たず、そこからズルズルミスをして負け。Vの勝ち筋が早期のバーンであることは理解していたため、シビアにボードに付き合うべきでした。

・vs.Ncは全体的に盤面をどう取るかをもう少し考えておいたほうが良かった?コントロールデッキを使うにあたり、ライフ管理の優先度をもう少し上げるべきだったかと考えています。

・V同系の後手の際のプランを明確にしたほうが勝ち試合が広がったのかな、とは思います。

・Vは方針が見えていて、Wは甘かったためおそらく自分でも発見できていないプレイミスが無限にあるという状態に陥っています。

 

6-4.その他

 前回と違い緊張はなく、普段どおりプレイすることが出来ました。

 時間がない中のRAGEでしたので、勝ちデッキを使うのが板では?と考えましたが、結果がついてこなかったので答えが出ていません。モヤモヤしたまま迎えてしまったのは良くないと思います。

 

7.終わりに

 前回今回と、練度負けが多いと感じています。デッキ選択だけで勝てるゲームでは無いので、早めに何とかしないといけないです。ここについての解決法が浮かばないのです。

 とりあえず身内にオススメの配信者を訊くや、画面共有でプレイの相談を増やすところからでしょうか。明らかに間違っている部分を間違っていると認識することからなのかなー、と感じます。次回はいい加減勝てるようになりたいですね。

 明日からのratings、頑張ろうと思います。アウトプットの場が無限にあるのがこのゲームの魅力の一つですしね。

 それではまた冬の大会で。

 

チーム調整で弱いという自覚が足りないです。