0.はじめに
デュエプレプレイヤーの皆様、お久しぶりです。あーくんです。
E3、面白かったですね。
今回は久しぶりに新カード評価をやっていきます。
カードリストは以下からどうぞ。
1.評価基準
A・・・カードが強い。内定先も概ね見えてる。
B・・・カードが強そう。内定先はまだ見えてない。
C・・・カードが弱い。
評価は2023/9/27時点のNDの競技環境を想定しています。
2.カード評価
ドラグナー+ドラグハート
まずは目玉となる6種類から。
《龍覇 エバーローズ》+《不滅槍 パーフェクト》
評価:A
盤面を並べることで龍解し、龍解後は置きダイアモンド効果とフィニッシャーとしての運用が見込めます。
《エバーローズ》が《ヘブンズ・ゲート》に引っかかっているため他のドラグナーより取り回しが良く、紙の頃より龍解条件が緩くなっているのが良いですね。
条件が緩くなった最大の理由だと考えられる「盤面7体制限」が、同じくそれにより恩恵を受けた《パーフェクト・マドンナ》とシナジーを形成しているのが一番面白いです。
《マドンナ》を並べて《エバーローズ》で差すようなデッキがかなり強そう。A評価です。
《龍覇 メタルアベンジャー》+《真理銃 エビデンス》
評価:C
《エビデンス》にcip1ドローの効果がついてくるので、今後の水のドラグナーがだいぶ使いなと感じます。
今はまあ諸々の条件や出力先の問題でC。
《龍覇 ウルボルフ》+《滅殺刃 ゴー・トゥ・ヘル》
評価:B
ふつーにファンキーナイトメアのテーマデッキに採用されてそうです。
ファンキーナイトメアという種族、まだまだ小粒なのでプール拡張が楽しみですね。
カードとしては龍解を先にして破壊を飛ばす挙動が面白いので一回は触るのをお勧めします。
とはいえ強さ的にはBがいいとこ。
《龍覇 グレンモルト》+《熱血星龍 ガイギンガ》
評価:A
今弾の目玉にして今後のデュエル・マスターズプレイスの基準の一つです。
まずはこのカードが生み出す圧倒的な盤面と打点を味わい、その後にこのカードの真骨頂である切り返し性能に感動し、このカードを巡るやり取りを永遠に楽しみましょう。
紙のプレイヤーは知っていると思いますが、龍解条件である2回アタックはあまりに容易な勝利条件の一つです。
【祝門】の存在やカモンミランダ、《ギガホーン》の不在など懸念点がないわけではありませんが、関係ありません。《熱血星龍ガイギンガ》はリリースされて9年経つ今ですら現役のカードです。存分に味わいましょう。
あと、《ボルバル・ザーク エクス》が4枚使えるの、めちゃくちゃヤバそうです。
《龍覇 グレンリベット》+《将龍剣 ガイアール》
評価:A
なんかしれっと公開されていたモルトの父親。デュエプレ完全オリジナルカードにドラグハートがくっついてる。《カイマンホール》の仲間です。
性能は文字通りモルトを大きくしたようなものに、マッドネス効果付き。
史実で【赤緑ギフトモルト】というデッキが《永遠のリュウセイカイザー》や《ハチ公》を積んでいた名残だと思われます。
このマッドネスがドラグナー専用の《フェアリー・ギフト》こと《龍覇の天啓》と強くシナジーしている他、そもそも《永遠のリュウセイ》を割れるサイズであること、そして何より1+1+2の基本4点である《ガイギンガ》が1+2+2の5点割り切りができるようになったのが本当に強そうです。
《ガイバーン》はモルトに小回りを効かせる味のカードです。こいつは溜まる時に強いので楽しんでみてください。
《龍覇 サソリス》+《始原塊 ジュダイナ》
評価:C
昔から思ってたんですけど、《サソリス》と《ジュダイナ》はFTの仲の良さに対して性能が噛み合ってなさすぎる。
SR
《精霊龍王 アガピトス》
評価:A
小型クリーチャーの展開をシンパシーの大型でバックアップする【サザン】の相方。
ていうかワンチャンこっちを主軸にデッキ組んだ方が強そうなデュエプレ界の伝説的クリーチャーっぽいです。
テキストは中型までの踏み倒しとタップ効果。特筆するべきは進化クリーチャーかつシンパシーという半ば《クリスタルツヴァイランサー》のような広がり方を見せる火力面だと思います。
「小型を並べたけど、こいつらを攻撃に活かせないな〜」みたいな盤面の制約を縦にクリアする新時代のフィニッシャー。そのくせ早出しすることにも意味がある。めちゃくちゃ強いのではないでしょうか。
《龍素記号Sr スペルサイクリカ》
評価:A
紙でも大暴れした水7コストの最強カードです。《ガイギンガ》がテンポゲームを破壊し、《サイクリカ》がリソースゲームを過去のものへと変貌させます。
他のドローソースが「手札の拡張→使用」のタイムラグを踏む中、こいつは「使用→手札の拡張」とかいうタイムふろしきもビックリな順番でアドバンテージの稼ぎます。
《母なる大地》や《リュウセイホール》と撃ちたい呪文も潤沢。《ホワグリ》を回すもよし。
なにより、こいつが最後打点になってくれるため稼いだアドバンテージをそのままゲームをたたむ時間にしてくれるのも最高です。
余裕のA評価。
このカードはプレイヤーが開拓してなんぼなので今後の研究が今から楽しみですね。
《リュウセイ・イン・ザ・ダークネス》
評価:B
ねっっっっとり強いカードなんですけど、緑を入れるデッキはもっと強いカードを積めて、緑を入れない黒のコントロールデッキは【祝門】がいて……みたいな不遇の子。
カード自体はちゃんと強いのでオススメですよ。
《勝利天帝 Gメビウス》
評価:C
他のフィニッシャーを差し置いて使われることは流石になさそう。
とはいえ突然出されて破壊されるケースはそこそこありそう。
《連鎖類超連鎖目 チェインレックス》
評価:B
変なテキストをしていますが、要は10→8→6→4……とマトリョシカ状に生き物を展開できる大型クリーチャーです。
ループしなくても思ってるよりは強いと思います。0.8鬼龍院って感じ。
総評
ドラグナーの顔見せ弾って感じですね。まだまだないカードが多すぎるし3弾構成に戻りそうです。
とりあえず《グレンモルト》は早いうちに4枚組んでおきましょう。
最後に軽く組んだリストを掲載して終わります。それではまた。
赤緑ドラグナー